SPAIA競馬
トップ>ニュース>【根岸S】3走以内に3勝クラスとOP勝利なら複勝率70% 東大HCの本命はダノンフィーゴ

【根岸S】3走以内に3勝クラスとOP勝利なら複勝率70% 東大HCの本命はダノンフィーゴ

2026/01/31 17:00
東大ホースメンクラブ
根岸Sのプラスデータ,インフォグラフィック,🄫SPAIA

ⒸSPAIA

フェブラリーSに繋がる一戦

東京競馬場でGⅢ・根岸Sが行われる。2年前の覇者エンペラーワケアや昨年2着のロードフォンス、東京のオープンを連勝中のウェイワードアクトのほか、地方所属馬3頭も参戦。ハイレベルなメンバーが揃った。

昨年の勝ち馬コスタノヴァは次走のフェブラリーSも連勝。今年も前哨戦として大事な一戦となりそうだ。過去10年のデータから検討する。

勢いのある馬を重視

根岸Sの条件別成績,ⒸSPAIA


<根岸S 条件別成績>
過去3走以内に3勝クラス勝利【4-2-3-12】勝率19.0%/連対率28.6%/複勝率42.9%
→過去2走以内にOPクラス勝利【2-2-3-3】勝率20.0%/連対率40.0%/複勝率70.0%
前年武蔵野S2~5着【4-2-4-7】勝率23.5%/連対率35.3%/複勝率58.8%
前年フェブラリーS5着以内【0-3-3-4】勝率0.0%/連対率30.0%/複勝率60.0%

高齢馬の出走も多いレースだが、キャリア的には浅い馬の方が好成績。具体的にはキャリア10戦以下【5-0-1-6】に対して、同26戦以上は【0-3-3-59】で勝利がなく、複勝率も9.2%だった。

これに関連して、オープン入りから間が空いていないグループが好成績だ。過去3走以内に3勝クラスを勝った馬が【4-2-3-12】。特に近3年は【2-2-2-0】だった。また、その3勝クラス突破後にオープンクラスでも勝っていると【2-2-3-3】で複勝回収率は150%だ。該当するダノンフィーゴには重い印を打つべきだろう。

東京での実績に着目すると、前年の武蔵野Sに出走した馬は全体で【5-4-5-29】複勝率32.6%。勝ち馬は【0-1-0-3】ながら、2~5着が【4-2-4-7】複勝率58.8%であり、相関はあると考えていい。5着(2着とはタイム差なし)と善戦したロードフォンスには期待できる。

前年のフェブラリーSに出走していた馬は【1-4-4-19】複勝率32.1%。その5着以内馬は【0-3-3-4】で複勝回収率191%とこちらも優秀だ。エンペラーワケアが該当する。

その他、「前年以降に東京ダートのオープン特別かリステッドを勝った馬」が【3-3-1-21】複勝率25.0%。4番人気以内に推されると【3-3-1-4】同63.6%だった。

一方で、他場のオープン実績はあまり加点材料にならない。「前年以降、東京以外でダートのオープンかリステッドを勝った馬」は【3-4-5-47】複勝率20.3%。特に阪神ダ1400mのオープン、リステッド勝ち馬が【1-1-0-16】と苦戦している。

その「他場のダートオープンかリステッド」を勝った時の脚質で分けると、逃げ【0-0-0-9】、先行【2-1-0-20】に対し、差し【2-3-3-13】複勝率38.1%が優勢だ。根岸S自体が逃げ馬全滅、差し有利の傾向であり、他場でのオープン実績を見るなら差して勝った馬を優先したい。

前走で重賞勝ち馬に勝利

◎ダノンフィーゴ
3勝クラスとオープンを連勝中。銀嶺S(3勝クラス)は直線で前が壁になりながらも、外に出すと一気に加速、後続に0秒5差をつけた。前走は同期のレパードS勝ち馬で左回り巧者のドンインザムードに中京で勝利。3着以下には0秒3差をつけた。勝ち時計1分22秒5も優秀で、過去10年の中京ダ1400m、良~稍重では7位。冬開催では最速だった。徐々に成長し、この世代の第一線に到達した。一気のメンバー強化とはなるが、4歳馬の5番人気以内【3-1-2-4】のデータも後押しする。

◯エンペラーワケア
2年前の勝ち馬。東京コースでは【2-1-0-1】で、負けた2戦はコスタノヴァと対戦した欅Sと、最内枠を引いたフェブラリーSの5着。このコースは得意だ。中でも評価しているのが24年武蔵野Sで、こちらも直線に入った当初は進路がない中、馬と馬の間を抜け出しての勝利だった。直近の3戦はいずれも地方競馬の小回りコースで、適性面のマイナスがあって勝ち切れなかった。東京に戻り舞台は大好転。見直し必須だ。

▲ウェイワードアクト
キャリア11戦で【6-3-2-0】複勝率100%。東京のオープンクラスを2連勝中だ。同コースの前走霜月Sは6か月の間隔が空いていたのも問題にせず、0秒3差をつけてきた。

ただ、初の重賞挑戦でメンバーレベルが一気に上がる点、先行馬が苦戦する傾向など不安材料もある。直近5戦で戦った馬のうち、重賞実績馬はアルファマム(次走で根岸S3着)くらいしかいなかった。軸にするほどは信頼できない。

以下、オメガギネス、チカッパ、ロードフォンスまで印を回す。馬券は◎-◯-4頭の3連複で勝負する。

▽根岸S予想▽
◎ダノンフィーゴ
◯エンペラーワケア
▲ウェイワードアクト
△オメガギネス
×チカッパ
×ロードフォンス

《ライタープロフィール》
東大ホースメンクラブ
約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。

《関連記事》
【根岸S】過去10年のレースデータ
【根岸S】中心はエンペラーワケア、オメガギネスら強力6歳世代 データは「武蔵野S」、「1400mOP」組に注目
単回200%超!冬の中山で躍動する横山典弘、和生“親子” 冬に強い騎手、種牡馬を徹底検証