【宝塚記念】激走のカギは芝2200m適性 高配の使者は距離巧者ジューンテイク

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激走馬の共通点を探る
宝塚記念は“中穴狙い”に最適のGIだ。16年以降、直近10回の3連単の配当を見ると、最低が21年の1万3340円で、最高が18年の49万2560円。そして、19年以降は1~19万円の範囲に収まっているのだ。では、好配当を提供しているのはどういうタイプか。そこで同期間に単勝20倍以上で馬券に絡んだ6頭の共通項を調べてみたい。
■4、5歳馬:5/6頭
宝塚記念は若い馬が強いレースだ。直近10年の全体成績を見ると、4歳が【4-2-5-27】の勝率10.5%、複勝率28.9%、5歳が【6-4-4-42】の勝率10.7%、複勝率25.0%なのに対し、6歳以上は【0-4-1-51】の複勝率8.9%だから、その差は歴然としている。
そして該当6頭に限っても、うち5頭が4歳か5歳だった。したがって穴探しにおいても4歳か5歳(=6歳以上の人気薄は消し)となる。
■芝2200mの勝利実績:4/6頭
該当6頭の芝2200mの実績を見ると、マリアライトとジャスティンパレスは重賞を勝っていた。ほか、ノーブルマーズとモズベッロは条件クラスを勝っており、スルーセブンシーズは勝ち鞍こそないが2戦して複勝率100%。未経験だったユニコーンライオンを除き、例外なく高い適性を示していたことは注目に値する。
■GⅠ未勝利:4/6頭
該当6頭のうち、既にGI馬だったのはマリアライトとジャスティンパレスの2頭のみ。21年に7番人気で2着のユニコーンライオン、23年に10番人気で2着のスルーセブンシーズはともにGIIIの1勝のみ、そしてノーブルマーズに至っては重賞勝ちの実績がなかった。したがって、走れる条件さえ揃っていれば、格は必要ない。
前年の大敗は度外視
今年の登録18頭の中から、「4、5歳」で、かつ「芝2200m実績」を強調できる穴候補は2頭だ。まずはジューンテイク。芝2200mでは【2-2-0-1】と滅法強く、京都新聞杯と京都記念を勝ち、神戸新聞杯で2着となっている。
唯一の着外が昨年の宝塚記念(16着)という点で心配されそうだが、当時は長期休養からの復帰2戦目であり、完全に本調子を欠いていた。復調した今なら、GIでも十分に好勝負になっていい。
もう1頭、大穴党にはファミリータイムの名前も挙げていこう。芝2200mではメンバー中最多の4勝を挙げており、しかも同距離では目下3連勝中だ。
いずれも未勝利~条件クラスの成績なので強気には推しづらいが、前々走の日経新春杯で2着に入っており、GIでも場違いということはない。楽なペースで先行できれば、見せ場以上があっても不思議ないだろう。
馬券はジューンテイクからの3連複流し。相手本線はクロワデュノール、ダノンデサイル、ミュージアムマイル、メイショウタバルの4頭。コスモキュランダ、ファミリータイム、レガレイラを絡めた組み合わせを押さえとしたい。
《ライタープロフィール》
逆瀬川龍之介
国内の主要セール、GIのパドックはもちろん、時には海外のセリにも足を運ぶ馬体至上主義のライター。その相馬眼を頼りにする厩舎関係者、馬主は少なくない。一方、マニアック、かつ実用的なデータを駆使して、ネット媒体や雑誌などにも寄稿するなど、マルチな才能を持っている。
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