国内騎乗なしのC.ルメール騎手が91勝で依然首位 松山弘平騎手は月間最多タイの16勝をマーク【7月終了時の騎手リーディング】

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)
岩田望来騎手は最終週のみの騎乗で8勝
7月は、4日から26日までの期間に合計8日間の開催が行われた。6月終了時に騎手リーディングトップだったC.ルメール騎手は6月末から夏休みをとっていたが、ジュライCではサトノレーヴに、キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSではマスカレードボールに騎乗。JRAでは騎乗がなく91勝のままだったが、7月終了時点でも首位は変わらなかった。
83勝で2位の岩田望来騎手は、4日から19日まで騎乗停止処分が下されて、7月は最終週のみの騎乗だった。それでも土曜日、日曜日ともに4勝ずつをあげて合計8勝の固め打ち。関屋記念ではアンパドゥに騎乗して重賞初制覇に導いた。また騎乗数は18回だったが、「1番人気」に騎乗した際の成績は【6-0-0-1】と勝負強さも光った。

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)
3年連続で夏の小倉開催リーディング獲得
3位は79勝の松山弘平騎手。6月終了時点では2位と12勝差だったが、上位不在の期間が長かったことに加えて、1→3→3→1→4→1→0→3と月間最多タイとなる16勝をマークしている。
特に小倉競馬場では、フリッカージャブとのコンビで北九州記念を制するなど3年連続となる夏の小倉開催リーディングも獲得。勢いそのままに、最終週にはマテンロウコマンドに騎乗して東海Sも制した。復帰した岩田望来騎手の巻き返しもあって最終的には順位変動なく7月を終えたが、2位とは4勝差まで接近。絶好調と言っていい活躍をみせた。
4位は67勝の横山武史騎手。7月は1→0→2→1→1→2→2→2と着実に勝利を積み重ねて月間11勝を記録、6月終了時から順位をひとつ押し上げた。11勝のうち5勝が「3歳未勝利戦」でのものだったが、「2番人気」で勝率25.0%、「4番人気」で勝率40.0%、単回収率328%。馬にとって後がない状況で勝ち切り、勝負強さが際立っている。
5位の川田将雅騎手は2→2→0→1→0→0→1→1で月間7勝、年間では63勝としている。月間騎乗数は35回と変わらず少なかったが、そのうち「1番人気」が18回。【6-0-4-8】勝率33.3%、複勝率55.6%という成績だった。
坂井瑠星騎手は福島開催で活躍
48勝でリーディング11位の武豊騎手は、7月の月間勝利は8勝という成績だったが、6月終了時に続き賞金ランキングで3位に入っている。12日の函館7Rではヒミノエトワールに騎乗して勝利。国内外を合わせたキャリア通算5000勝という節目の記録を達成した。
その他では、61勝でリーディング7位につける坂井瑠星騎手にも注目しておきたい。今年の夏前半は福島競馬場を中心に騎乗し、7月の日別成績は2→1→0→3→4→2→2→2。18日には1日4勝をあげるなど、月間最多タイの16勝を記録。戸崎圭太騎手をおさえて自身初となる夏の福島開催リーディングも獲得した。5位以内へのランクインも十分にありえそうだ。
《ライタープロフィール》
三木俊幸
編集者を経てフリーランスとなる。現在はカメラマンとしてJRAや地方競馬など国内外の競馬場でレースシーンを撮影しながら、執筆活動も行っている。
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