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【注目2歳馬】キズナ産駒ホウオウモノポリー ラストは失速も2番手から押し切る

22時間前
三木俊幸
8月1、2日の注目2歳馬ホウオウモノポリー,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

ノーザンファームミックスセールで2億2000万円

週末に撮影したレースから、最も印象に残った馬を取り上げる「注目2歳馬」。8月1週目の新潟開催で勝利を挙げた馬のなかから、今回は1日の新潟2Rに組まれた芝1800m新馬戦を制したホウオウモノポリーを紹介する。

2024年ノーザンファームミックスセールの当歳部門にて2億2000万円という高値で落札されたキズナ産駒の牡馬で、母はフランスのGⅠ・サンタラリ賞を制したインカーヴィルという血統。ホウオウの冠名でおなじみ小笹芳央氏が、初めて栗東・友道康夫厩舎に預託した馬としても注目を集めた。


ホウオウモノポリー,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)


完成度は低い分、伸びしろ大

8頭立ての1番人気に推され、当日の馬体重は488kg。まだ太めという印象を受ける馬体ではあったものの、良血馬らしい雰囲気を感じさせた周回だった。

レースはまずまずのスタート。先行集団に加わると、200mを過ぎたところで2番手の外に取りつく。先手を奪ったピュアレストが13.1-12.1-12.4-12.9-13.1というラップを刻み、1000m通過1:03.6というスローペースで馬群は一団となっていた。

直線に向いて、残り600mを切ったところで一気にペースアップ。残り200mで馬体を併せていたピュアレストを振り切って先頭に立つと、ゴール前は追い込んできたコスモイェーガーに半馬身差まで迫られながら着差以上に余裕はあり、そのまま押し切り。勝ちタイム1:49.2での決着だった。

一気にペースが上がった残り600mから200mまでの区間で11.0-10.9を記録しながら、勝ち切った点は評価できる。一方で、ラストは11.5と失速してしまった点については、先頭に立って気を抜いた面もあったと考えられる。そこは今後の課題となるだろう。

まだまだ緩さを残しているのに加え、走るフォームも頭が高く、手先だけで走っている印象。現時点での完成度が低いぶん、伸びしろは大きいだけに、長い目で見ていきたいタイプでもある。

将来性の評価という点においては、最後まで★4にするか悩んだ末に厳しめの評価としたが、いずれはこれを覆すような活躍をしてもらいたい。


好位追走から瞬発力を発揮

また、同日の新潟3Rに組まれていた芝1400m新馬戦を勝利したイスラボニータ産駒のボーデコールについても触れておきたい。

18頭立ての3番ゲートからスタート。ニシノアトールが逃げて前後半35.0-34.9というペースとなったなか、4番手のインを追走する。直線に向いてからスムーズに外へと進路を求めると、残り200mで先頭へ。ラストは11.6-11.1と瞬発力を発揮して、ゴール前は余裕十分。後続に3馬身差をつけて人気に応えた。

勝ちタイム1:21.6は、昨年のエコロアルバが同条件の新馬戦で記録した1:21.3には及ばないものの、好タイムと言っていい。レースセンスを感じるとともに完成度も高く、今後も1400m~1600mで活躍が期待できそうだ。


ボーデコール,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)


《ライタープロフィール》
三木俊幸
編集者を経てフリーランスとなる。現在はカメラマンとしてJRAや地方競馬など国内外の競馬場でレースシーンを撮影しながら、執筆活動も行っている。

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