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【レパードS】世代重賞で示した力は本物 東大HCの本命はメルカントゥール

2026/08/08 17:00
東大ホースメンクラブ
レパードSのプラスデータ(過去10年)

ⒸSPAIA

ダートの登竜門的世代重賞

新潟競馬場でGⅢ・レパードSが行われる。UAEダービー3着のパイロマンサーや、ユニコーンS2着のメルカントゥール、ダートに転向して2連勝中のショウナンバンライなど12頭が出走予定だ。

2年前の勝ち馬ミッキーファイトは帝王賞連覇を達成するなど、ダートの一流馬を多く輩出している登竜門的レース。果たして今年はどの馬が勝利するのか。過去10年のデータから検討する。

世代限定戦での成績を重視

レパードSの世代戦実績別成績,ⒸSPAIA


<レパードS 世代限定戦実績別データ>
ダートの2歳1勝クラス勝利
【1-2-3-9】勝率6.7%/連対率20.0%/複勝率40.0%
世代限定のダート1勝クラス以上で2勝以上
【3-1-2-5】勝率27.3%/連対率36.4%/複勝率54.5%
※中央競馬での実績のみ

レパードSでは「2勝目を挙げた時期」から力関係をおおまかに推測できる。具体的には、同じ1勝クラス(ダート)の勝ちでも、2歳1勝クラス>3歳1勝クラス>3歳上1勝クラスの傾向があり、早い時期に勝っていた馬の成績の方が良い。

2歳時にダートの1勝クラス以上(※中央のみ。以下全て同じ)を勝った馬は【1-2-3-9】で複勝率40.0%、3分の2が掲示板に入っている。今年唯一該当するパイロマンサーは約4か月ぶりでも警戒が必須だ。なお、もちの木賞勝ち馬は【0-0-2-0】だった。

ダート1勝クラス以上での初勝利が3歳1~3月なら【7-5-1-31】複勝率29.5%、それ以降の世代限定戦だと【2-2-3-35】同16.7%、古馬混合の1勝クラスだと【0-1-3-34】同10.5%と徐々に好走率が下がる。また、世代限定のダート1勝クラス以上で2勝以上を挙げている馬は【3-1-2-5】で複勝率54.5%、4着が3回あった。青竜Sを0秒6差で快勝したドンエレクトスが浮上する。

一方で、3歳上2勝クラスでの実績はあまり参考にならない。前走2勝クラスで1着の馬は【2-1-1-19】で複勝率17.4%。平凡な成績ながら平均人気は4.7と高く、過剰人気の傾向がある。特に着差0秒3以下で勝利した14頭は全滅していた。

今回は3頭が2勝クラスを勝って参戦する。0秒9差で勝利したショウナンバンライはこれを覆すかもしれないが、今回は思い切って全て消し、馬券をワイドにすることで対応する。

世代上位の力がある

◎メルカントゥール
キャリア4戦で【2-2-0-0】とオール連対。ユニコーンSではシルバーレシオ(次走東京ダービー2着)には差されたが着差はクビ差。先行して上がり3位と内容も良く、4馬身差をつけた3着ケイアイアギトはサウジダービー5着馬で次走2勝クラスを勝利した。

2走前の1勝クラスでは0秒7差で勝利。この2着馬ダンツシタンもその後2勝クラスを0秒4差で勝利した。 前走ユニコーンS(京都ダ1900m)組は【1-0-1-3】で、5着以内から臨んだ2頭はどちらも馬券圏内だ(24年ミッキーファイト3着→1着、25年ヒルノハンブルク5着→3着)。連続好走できるローテーションであり、この馬も信頼したい。

◯ドンエレクトス
粗削りだった2歳時からカトレアSでサトノボヤージュ(サウジダービー3着、兵庫CS1着)の2着に入るなど能力の片鱗を見せていたが、ここ数戦は安定感も増している。

伏竜Sは1枠から逃げて2着。勝ち馬ダノンバーボンはケンタッキーダービー5着、4着イッテラッシャイは鳳雛Sを勝利した。青竜Sはマクリール(次走2勝クラス勝利)以下を0秒6差離す快勝だった。過去10年のレパードSでは青竜S勝ち馬が2勝しており、同じ左回りで相関もありそうだ。

▲パイロマンサー
デビューから3連勝で全日本2歳優駿を勝利。メンバーで唯一2歳のうちに複数勝利している。2走目のもちの木賞はハイレベルで、2着馬ワンダーディーンがUAEダービー勝利、4、7、10着馬が既に2勝クラスを突破済みだ。

前走UAEダービーは3着。前2頭には離されたが、こちらも4着以下には5馬身差をつけた。約4か月ぶり、海外帰りにはなるが、レパードSでは前走海外組が【0-1-1-1】。2桁人気が2頭いて最低着順4着と結果を残している。2歳時の実績を信頼して狙う価値はある。

以下チェリヴェントまで印を回す。馬券は◎-◯のワイド、◎-3頭-3頭の3連複で勝負する。

▽レパードS予想▽
◎メルカントゥール
◯ドンエレクトス
▲パイロマンサー
△チェリヴェント

《ライタープロフィール》
東大ホースメンクラブ
約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。

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