【菊花賞】二冠馬ロブチェンは消し、アスクエジンバラが唯一の“生き残り” ハイブリッド式消去法

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4つのデータから絞れた馬は?
今週は牡馬クラシックの最終戦・菊花賞が行われる。史上9頭目の三冠をかけてロブチェンが挑む3000mの長距離戦だ。
いつも通り過去10年のデータ(※阪神代替を含む)を用いて複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップし、当てはまった馬を消していく……と言いたいところだが、今回は4つのデータで「1頭」に絞られる異常事態が発生した。
登録馬21頭のうちアルトラムスが回避を発表。除外対象のイブキ、ミッキーファルコンを除いた18頭を対象に進めていく。
『前走4着以下』×『皐月賞の4着以内馬除く』★0.0%★
まずは前走着順が悪かった馬からふるいにかける。今回は前走4着以下【1-1-1-62】複勝率4.6%が標的。菊花賞で巻き返したエアスピネル、クリンチャー、タイトルホルダーの3頭には「皐月賞で4着以内」という共通項があり、その実績がない馬は【0-0-0-60】で見事に全滅していた。
このデータでいきなり過半数の10頭が消えた。ダービー3着バステールはセントライト記念の13着が負けすぎ。ゴーイントゥスカイはセントライト記念で0.4秒差6着と着差的にはそう離れていないが、データにしたがって消去となる。
【今年の該当馬】
・エムズビギン
・コンジェスタス
・ゴーイントゥスカイ
・サノノグレーター
・ショウナンガルフ
・ショウナンハヤナミ
・チャリングクロス
・ナリタエスペランサ
・バステール
・ラージアンサンブル
『前走が神戸新聞杯』×『前走上がり4位以下』★0.0%★
次に、西のトライアル・神戸新聞杯組【4-3-3-51】複勝率16.4%に注目する。この組の取捨は極めてシンプルで、神戸新聞杯での上がりが3位以内なら【4-3-3-15】複勝率40.0%、4位以下なら【0-0-0-36】と明暗が分かれている。
このデータでロブチェンが脱落してしまった。神戸新聞杯はハナ差でなんとか勝ち切ったものの、上がりはメンバー中4位止まり。三冠達成に暗雲だ。
【今年の該当馬】
・(コンジェスタス)
・シートゥサミット
・(ショウナンハヤナミ)
・ロブチェン
『前走が条件戦』×『前走が2200m以外』★0.0%★
続いて、条件戦からここに臨む馬について。そもそも前走条件戦組は【1-2-4-51】複勝率12.1%と数字があまりよくないが、その好走例はいずれも前走が2200mだった。それ以外の距離がステップだと【0-0-0-41】になる。
以下の3頭が消去された。夏の北海道で芝2600m戦を2つ圧勝したダノンヒストリーもデータ的には買えないことになる。
【今年の該当馬】
・キンググローリー
・ダノンヒストリー
・マジョレルブルー
『前走馬体重480kg以上』×『前走5番人気以下』★0.0%★
4つ目は前走馬体重について。一般論として短距離は筋肉量が多い馬(≒馬体重の重い馬)が有利で、反対に長距離は軽い馬が有利と言われている。実際、菊花賞では前走馬体重479kg以下の馬が【7-6-5-62】複勝率22.5%に対し、同480kg以上は【3-4-5-87】同12.1%と劣勢だ。
劣勢だった大型馬のうち、前走時5番人気以下の低評価だと【0-0-0-30】で馬券に絡んだ馬が皆無だった。21年には1番人気レッドジェネシスが13着。24年には1番人気ダノンデサイルが6着に敗退している。
【今年の該当馬】
・アウダーシア
・(エムズビギン)
・(シートゥサミット)
・ジャスティンシカゴ
ここまでで17頭が消去され、残るはアスクエジンバラ1頭だけとなった。普段はデータを5つ紹介しているが、今回はここで打ち止めとしたい。
アスクエジンバラは京都2歳S以降の6戦いずれも着差0.5秒以内という堅実派。着順が崩れた日本ダービー(10着)も、力負けというより上がり33秒台を要求される瞬発力勝負に対応できなかった印象がある。
福永祐一厩舎は12日のスワンSをダイヤモンドノットで制し、同日には盛岡で行われたマイルチャンピオンシップ南部杯でGⅠ級競走初制覇と勢いに乗っている。今度は中央のクラシック制覇、そして三冠阻止の大仕事を期待したい。馬券はアスクエジンバラの単複とする。
《ライタープロフィール》
久保田大五郎
競馬歴14年目のアラサーおじさん。データを駆使した予想でロマン馬券を狙う。趣味は料理とプロ野球観戦。大のベイスターズファン。
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