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【NHKマイルC】朝日杯FS勝ち馬カヴァレリッツォ、ファルコンS勝ち馬ダイヤモンドノットは消し ハイブリッド式消去法

5時間前
久保田大五郎
過去10年のNHKマイルC『前走7着以下』かつ『栗東所属馬』,ⒸSPAIA

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5つのデータから絞れた馬は?

今週から東京競馬場で5週連続GⅠが開催される。口火を切るのが3歳マイル王決定戦・NHKマイルカップだ。いつも通り過去10年のデータを用いて、複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップ。当てはまった馬を消していく。

フルゲート18頭に対し、今年は25頭が登録した。回避予定のストームサンダー、現時点で除外対象のクールデイトナ、スペルーチェ、タガノアラリア、ディールメーカー、トラスコンガーデン、アルデトップガンを除いた18頭を対象とする。


『前走7着以下』×『栗東所属馬』★2.6%★

まずはいつも通り、前走の結果が振るわなかった馬から消去する。今回のターゲットは前走7着以下【0-2-1-52】複勝率5.5%だ。これだけでも消していいくらいだが、ここでは所属を掛け合わせる。2着の2頭はどちらも美浦勢で、栗東所属馬は【0-0-1-37】同2.6%だった。

いきなりビッグネームが脱落する。朝日杯フューチュリティステークスの優勝馬で皐月賞13着だったカヴァレリッツォ、皐月賞15着アドマイヤクワッズ、チャーチルダウンズC8着アンドゥーリルが消えた。

カヴァレリッツォはマイルで当然期待されるところだが、前回騎乗したD.レーン騎手が乗らないのはどうも気になる。皐月賞後に「2000mは少し長い感じ」とコメントしていたにもかかわらず……。ロデオドライブの方が上という評価なのだろうか。

【今年の該当馬】
・アドマイヤクワッズ
・アンドゥーリル
・カヴァレリッツォ


『前走1着』×『前走がチャーチルダウンズC(旧アーリントンC)以外』★0.0%★

前走着順に関してもうひとつ。NHKマイルCはニュージーランドトロフィー勝ち馬【0-0-0-9】を筆頭に、前走1着の馬が不思議なほど振るわない。その成績は【1-0-1-36】で、複勝率5.3%はなんと先ほど紹介した前走7着以下(同5.5%)より低い数値だ。

馬券に絡んだ2頭はどちらもアーリントンC(※現・チャーチルダウンズC)勝ち馬で、それ以外の臨戦過程なら【0-0-0-30】。3番人気以内になった馬が7頭もいて全滅している。

この項目に4頭が該当する。重賞2勝、朝日杯FS2着馬のダイヤモンドノットも脱落した。ファルコンS1着からの参戦も【0-0-0-9】で、データを重視するなら必然的に消しの一手だ。

【今年の該当馬】
・オルネーロ
・ギリーズボール
・ダイヤモンドノット
・レザベーション


『距離延長』×『前走3番人気以下』★0.0%★

続いては前走の距離に注目する。昨年の9番人気1着パンジャタワーなど1400mから来た馬が穴を開けたケースもあるにはあるが、距離延長組の全体成績は【2-0-2-29】複勝率12.1%とあまりよくはない。

特に、前走で3番人気以下だった馬に限ると【0-0-0-21】。ラウダシオンもロジリオンもパンジャタワーも前走のファルコンSで1~2番人気の支持を集めていた。そのボーダーラインは意識したい。

ファルコンS組から、当時4番人気だったフクチャンショウ、9番人気だったハッピーエンジェルが消える。どちらもマイルは若干長そうで、シンプルに能力比較の面でも強気にはなれない。

【今年の該当馬】
・(ギリーズボール)
・ハッピーエンジェル
・フクチャンショウ


『キャリア7戦以上』×『前走馬体重466kg以上』★0.0%★

4つ目はキャリア別成績。NHKマイルCまでにキャリア7戦以上を消化していた馬は【0-0-3-39】複勝率7.1%で、連対が一度もない。なお3着の3頭はいずれも前走時点で馬体重464kg以下というサイズの小さい馬で、それを超えると【0-0-0-23】だった。

既に消えているダイヤモンドノットはこの項目でもアウト。加えてジーネキング、ユウファラオが消去となった。

【今年の該当馬】
・ジーネキング
・(ダイヤモンドノット)
・ユウファラオ


『4月以降生まれ』×『中4週以上』★0.0%★

最後は世代限定戦特有の「生まれ月」データを使う。4月以降の遅生まれ馬は【2-0-4-44】複勝率12.0%とやや苦戦傾向。また、馬券圏内の6頭は前走から中3週以内での続戦だった。中4週以上なら【0-0-0-16】。このデータで仕上げとしよう。

遅生まれかつ中4週以上空いているのは以下の6頭。サウジアラビアロイヤルCの勝ち馬エコロアルバらが新たに消去された。

【今年の該当馬】
・エコロアルバ
・(オルネーロ)
・(ギリーズボール)
・バルセシート
・(フクチャンショウ)
・リゾートアイランド

5つのデータを終えて、残るのはアスクイキゴミ、サンダーストラック、ローベルクランツ、ロデオドライブの4頭となった。

注目馬を1頭挙げるなら、毎日杯2着のローベルクランツ。これまで中距離路線を歩んできたが、2代母ブルーメンブラットはマイルチャンピオンシップの勝ち馬で、その産駒に先日アブダビゴールドカップを制したシュトラウスがいる。マイルへの距離短縮は合いそうな血統だ。

馬券は残った馬の馬連ボックスとする。朝日杯FSの1~3着馬を全て消したため、当たればなかなかの高配当が期待できそうだ。

《ライタープロフィール》
久保田大五郎
競馬歴14年目のアラサーおじさん。データを駆使した予想でロマン馬券を狙う。趣味は料理とプロ野球観戦。大のベイスターズファン。

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