【マリーンC回顧】ロンギングフォユーが4馬身差で逃げ切り 3連勝で重賞初制覇を飾る
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【マリーンC回顧】ロンギングフォユーが4馬身差で逃げ切り 3連勝で重賞初制覇を飾る

2026/10/02 10:50
三木俊幸
2026年マリーンC勝ち馬ロンギングフォユー,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

1000m通過は1:01.4の淀みない流れ

10月1日、船橋競馬場では3歳牝馬限定戦のマリーンC(JpnⅢ・ダート1800m)が行われ、荻野極騎手が騎乗したロンギングフォユーが勝利し、3連勝で重賞初制覇を飾った。

出走メンバー10頭をみると、JRA勢は関東オークス優勝馬のペンダント、2着ジュワネング、4着タマモフリージアという同レース上位組が再戦となるところに、条件戦を連勝してきたロンギングフォユーが重賞初挑戦。地元南関東所属からは東京プリンセス賞を制したヘスペリスらが参戦という構図だった。

2番人気だったロンギングフォユーは、東京ダート1600m・3歳以上2勝クラスからの臨戦。スタートがひと息だったものの斤量53kgを活かして12.2-10.7-11.3(34.2)と先行争いが激化するなかでハナを奪い、後続に3馬身半差をつけて快勝していた。

今回は初のナイター競馬で「馬自身も初めてづくしで気負っていた部分はありました」と荻野騎手は振り返っていたが、同時にスピードを最大限発揮するという意思を強く持ち、最初の600mを11.7-11.4-12.5(35.6)というラップでレースを引っ張った。

上位人気のジュワネング、ペンダントらも直後につけるなかで、その後も12.9-12.9と刻んで1000m通過は1:01.4と淀みなく流れ、レース後半も12.7-12.8-13.0-13.2。ラスト400mこそ13秒台になったが、終始自分のリズムで運んで、直線では後続を寄せつけることなく、4馬身離した。

勝ちタイムは1:53.1(稍重)での決着。通算成績は5戦4勝とまだまだ底をみせておらず、力をつけてきていることも証明してみせた。今後も更なる活躍を期待してもいいだろう。

春から成長を感じさせて2着に好走

2着は4番人気だったタマモフリージア。前走のスパーキングレディーCでは、斤量52kgで後方から追い込み、2着に好走。勝利したタガノミストはその後、オーバルスプリントも制した実力馬であり、十分に評価できる内容だった。

また春は馬体重の増減が大きかったが、今回は休養を挟んで前走からプラス24kgの503kgでの出走。2歳時にJBC2歳優駿を制した際の504kgと同等まで回復させてきたことも歓迎材料だった。馬場入場での落ち着いた雰囲気からも成長を感じさせていた。

レースでも道中は楽に流れに乗って5番手を追走すると、勝負所でもスムーズにインコースからポジションを押し上げて4角では3番手まで進出。ロンギングフォユーには離されたが、後続には3馬身差をつけており、先に繋がるレースができたと言える。


2026年マリーンC2着のタマモフリージア,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)


1番人気のペンダントは道中3番手を追走、3角で2番手に押し上げていったが終始外を回っていたことも影響したのか、3着まで。前走のブリーダーズゴールドCに続いて直線では伸びを欠いてしまった。

《ライタープロフィール》
三木俊幸
編集者を経てフリーランスとなる。現在はカメラマンとしてJRAや地方競馬など国内外の競馬場でレースシーンを撮影しながら、執筆活動も行っている。

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