【天皇賞(秋)】クロワデュノールもマスカレードボールも枠次第で消し! ハイブリッド式消去法
SPAIA競馬
トップ>ニュース>【天皇賞(秋)】クロワデュノールもマスカレードボールも枠次第で消し! ハイブリッド式消去法

【天皇賞(秋)】クロワデュノールもマスカレードボールも枠次第で消し! ハイブリッド式消去法

2026/10/28 06:00
久保田大五郎
過去10年の天皇賞(秋)『馬番10番以降』かつ『前走2000m以上』,ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

5つのデータから絞れた馬は?

先週で3歳馬の戦いが幕を閉じ、今週は秋古馬三冠の第一戦・天皇賞(秋)が行われる。現役最強格の4歳馬クロワデュノールとマスカレードボールが5度目の対決を迎える。

いつも通り過去10年のデータを用いて複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップ。当てはまった馬を消していく。登録馬全17頭を対象とする。

『前走6着以下』×『前走がGⅠ以外』★0.0%★

まずは前走着順が悪かった馬から削っていこう。今回は前走6着以下【2-3-0-44】複勝率10.2%に着目。巻き返した5頭はいずれも前走がGⅠであり、GⅡ以下で大敗していると【0-0-0-34】だった。

最初の項目で以下の5頭が消えた。3歳世代の有力馬リアライズシリウスは毎日王冠がまさかの7着。休み明けを叩いた上積みがあるにせよ、さらに相手が強くなるここでは強調できない。

【今年の該当馬】
・エルトンバローズ
・コスモキュランダ
・シャンパンカラー
・タガノデュード
・リアライズシリウス

『5歳以上』×『GⅠ連対歴(海外含む)なし』★0.0%★

続いては年齢に注目。近年の天皇賞(秋)は3歳馬の活躍も以前より増え、ますます「若い馬有利」の傾向が強まっている。5歳以上の馬は【4-3-5-74】複勝率14.0%とやや劣勢だ。

また、5歳以上で馬券に絡んだ馬はいずれも、国内外問わずGⅠでの連対実績があった。GⅠ連対歴がないと【0-0-0-40】だ。

このデータで新たに4頭が消える。札幌記念を勝った6歳馬シェイクユアハート、毎日王冠を勝った7歳馬セイウンハーデスは高齢がネックとなり脱落。ホウオウビスケッツは一昨年のこのレースで3着の実績はあるものの、惜しくもGⅠ連対実績はなかった。

【今年の該当馬】
・シェイクユアハート
・ジュンブロッサム
・セイウンハーデス
・(タガノデュード)
・ホウオウビスケッツ

『前走5番人気以下』×『騎手か調教師が美浦所属』★0.0%★

3つ目は前走時点での人気。前走が5番人気以下(※海外レースを除く)の低評価だった馬は【0-0-3-57】複勝率5.0%で、この時点でかなり厳しい数字だ。

なお、3着の3頭はいずれも栗東勢、騎手も関西という組み合わせ。つまり、騎手または調教師どちらかでも美浦所属なら【0-0-0-42】だ。

札幌記念5番人気2着のサクラファレルは関東馬のため、誰が乗るにせよアウト。前走7番人気のレディネスは横山典弘騎手が想定されており、ここで消去となった。

【今年の該当馬】
・サクラファレル
・(シャンパンカラー)
・(ジュンブロッサム)
・(ホウオウビスケッツ)
・レディネス

『非社台ノーザン系生産馬』×『東京コースで未勝利』★4.2%★

4つ目はおなじみの「生産者ネタ」。芝中距離の王道GⅠたるここも当然、社台ノーザン系(※社台F、ノーザンF、追分F、社台コーポレーション白老Fとする)が強力なレースのひとつ。それ以外の生産馬は【2-3-2-52】複勝率11.9%と押されている。

非社台ノーザン系で3着以内に入った7頭のうち、18年3着キセキを除く6頭には東京コースでの勝利実績があった。東京で勝ったことがなければ【0-0-1-23】同4.2%まで下がる。

消去済みのコスモキュランダ、タガノデュードに加え、ジョバンニが新たに消える。東京は日本ダービーの1戦しか経験がなく、その時は8着だった。2000m戦でも1周競馬の少し上がりがかかるレースで実績を残してきた馬。天皇賞(秋)は適性とズレている印象が否めない。

【今年の該当馬】
・(コスモキュランダ)
・ジョバンニ
・(タガノデュード)

『馬番10番から外』×『前走が2000m以上』★0.0%★

現時点で残るは5頭。最後は天皇賞(秋)を分析する上で避けられない「枠順」についてデータを紹介する。

シュート発走ですぐコーナーを迎えるコース形態のため、外枠不利で知られるのが天皇賞(秋)。実際、過去10年では馬番1~9番が【10-9-8-62】複勝率30.3%と馬券圏内の大半を占め、10番から外は【0-1-2-52】同5.5%と大苦戦だ。

また、2桁馬番から好走したのは3頭とも安田記念か毎日王冠からの距離延長組。前走が2000m以上なら【0-0-0-32】と見事に全滅している。

残った馬のうち、ネブラディスク以外はいずれも前走が2000m以上。クロワデュノールもマスカレードボールも外枠を引いてしまうと、少なくともデータ上は「危険な人気馬」ということになる。

【今年の該当候補】
・クロワデュノール
・ダノンデサイル
・マスカレードボール
・レガレイラ

5つのデータを終えて、確実に残るのはネブラディスク1頭となった。クロワデュノール、ダノンデサイル、マスカレードボール、レガレイラのうち1~9番枠を引いた馬が残り、最大5頭での勝負となる。

ネブラディスクは3勝クラスを勝ったばかりだが、その博多Sで見せたラスト1ハロンの伸び脚は強烈だった。半姉のリスグラシューと同様、4歳秋シーズンでの飛躍に期待したい。

馬券は残った馬の馬連ボックスとする。万が一、ほかの馬が全て消えた場合はネブラディスクの単複にしよう。

《ライタープロフィール》
久保田大五郎
競馬歴14年目のアラサーおじさん。データを駆使した予想でロマン馬券を狙う。趣味は料理とプロ野球観戦。大のベイスターズファン。

《関連記事》
・【天皇賞(秋)】特別登録馬一覧
・「勝率46.4%」ルメール騎手の庭、キズナ産駒が複回100%超 東京芝2000mを徹底分析
・【天皇賞(秋)】“札幌記念連対ローテ”は複勝率50% 末脚武器にシェイクユアハートが強力GⅠ馬に挑む