【JBCクラシック】前走日本テレビ盃組は過去10年で6連対 カゼノランナーのJpnⅠ・2勝目に期待

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ダート競馬の祭典
3日(祝・火)に金沢競馬場でJBCクラシック(ダート2100m・JpnⅠ)が実施される。5年ぶりの金沢開催となる今年は、2025、26年の帝王賞2着馬アウトレンジをはじめ、川崎記念でJpnⅠ初制覇を飾ったカゼノランナー、同じ舞台の白山大賞典を勝ったホウオウルーレット、今年のダイオライト記念を制した兵庫のオディロン、東京記念を快勝した川崎のセラフィックコールなど、JRAと地方からトップクラスが集結した。
まずは予想の前に過去10年のレース傾向を振り返っていく。


人気別では、1番人気が【5-0-1-4】勝率50.0%でトップ。2番人気は【1-5-1-3】と連対率、複勝率でリードしている。以下、3番人気は【1-2-3-4】、4番人気は【2-1-1-6】。連対馬20頭のうち17頭が4番人気以内だった。

所属別では、JRAが9勝を含む19連対(栗東16、美浦3)と圧倒的。地方馬からは船橋所属のミューチャリーが2021年に勝利を挙げた。

年齢は4歳馬が4勝を含む最多の7連対。5歳馬が5連対(4勝)で続く。以下、7歳馬が3連対、3歳馬と6歳馬が各2連対で、8歳馬が1連対だった。
実績面は連対馬20頭のうち、勝ち馬5頭含む13頭がダートGⅠもしくはJpnⅠの勝ち馬。連対馬15頭が前走で重賞3着以内だった。
また参考程度だが、連対馬20頭の脚質は【逃げ2 先行8 差し7 追込3】。前回の金沢開催時は好位で立ち回った馬が活躍していた。

小回り適性は証明済み、外枠も好材料
◎カゼノランナー
今年4月の川崎記念を制した、今回唯一のJpnⅠ勝ち実績を持つ栗東所属の5歳馬。前走の日本テレビ盃は4着に敗れたが、これは勝ち馬ミッキーファイトのプレッシャーを受け、直線で伸びを欠いてのものだった。
初コースながらも小回り適性は川崎で証明済みで、揉まれずに運べる外枠も好材料。前走日本テレビ盃組(JRA所属馬)は過去10年で【3-3-2-9】複勝率47.1%と王道ルート。自分のリズムで先行できればJpnⅠ・2勝目への期待は大きい。
◯アウトレンジ
帝王賞で2年連続2着に好走している栗東所属の6歳馬。秋初戦となった白山大賞典は、初めての斤量59キロが響いてか1番人気に応えることはできなかったが、3着に踏ん張り地力を示した。
1度使われたことで中間の動きや気配は確実に良化。近年の連対馬の大半が該当する「前走重賞3着以内」のデータにも合致する。ライバルのミッキーファイトが不在のここならビッグタイトルに手が届いてもいい。
▲サントノーレ
大井所属の5歳馬で、昨年の3着馬。5月の大井記念では勝ち時計2分4秒2(良)の好記録で圧勝。馬場の差があったとはいえ、同コースで行われた昨年末の東京大賞典より0秒1も速かった。
前走の帝王賞は13着に敗れこそしたが、同組は過去10年で4勝を挙げる好ローテーションである点は魅力だ。同型との兼ね合いがポイントになるが、リズム良く運べれば昨年のリベンジを果たしても不思議はない。
ほか、5歳馬ストレングスは前走のマイルチャンピオンシップ南部杯で2着に逃げ粘った。初めての2100mに対応できるかがポイントになるが、その点でロスなく運べる内枠は好材料。地方の小回りも2走前の佐賀で経験済みだ。
ホウオウルーレットは前走で、今回と同舞台の白山大賞典を制した。半兄オメガパフュームは金沢で行われた2021年を含め、JBCクラシックで4年連続の2着と涙をのんでおり、兄の無念を晴らせるか、注目だ。
川崎のセラフィックコールはダイオライト記念2勝の実績馬。前走の東京記念では南関東転入後の初白星を挙げており、上昇ムードがうかがえる。金沢は初めてだが、2021年に地方馬ミューチャリーを勝利に導いた吉原寛人騎手とのコンビは心強く、折り合って運べれば上位に加わってきそうだ。
UAEダービーを制したワンダーディーンは、前走のジャパンダートクラシックで2着に好走した。過去10年、3歳馬の連対実績は2着2回のみだが、その2頭は本馬と同様に前走の重賞で連対を果たしていた。初の年長馬相手にはなるが注意を払いたい。
《ライタープロフィール》
菊池 敬太
サンケイスポーツで南関東競馬を中心に予想とコラムを掲載。近況のレース内容や傾向、データのほか、現場取材などで集めた情報をもとに高配当を狙っている。
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