信頼度抜群の武豊騎手、複回率174%のアドマイヤマーズ産駒も大注目 現役最高の函館巧者を徹底検証

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函館競馬が開幕
先週から函館競馬が開幕。過去には函館記念を3連覇したエリモハリアーなど、函館コースを得意とする「函館巧者」が数多く存在した。
そこで今回は、騎手と種牡馬の函館適性をデータで徹底検証。函館での勝率から全場での勝率を引いたものを「函館巧者率」と定義し、この数値に基づいて得意・不得意を分析していく。なお、使用するデータは2021年1月1日から2025年12月31日までの過去5年分とする。
鷲頭虎太騎手が巧者率9.9%を記録

■武豊
・巧者率:17.3%-12.6%=4.7%
なかでも1200mコースが【24-17-17-58】勝率20.8%、複勝率50.0%と大得意で、回収率も単勝112%、複勝101%と優秀だ。また、2000mコースも【9-5-4-20】勝率23.7%、複勝率47.4%で単勝回収率134%と妙味たっぷりで見逃せない。
■西村淳也
・巧者率:17.2%-10.6%=6.6%
条件問わず、全体の複勝回収率が130%とプラス域をマーク。特に前目につける騎乗で活躍が目立ち、逃げ・先行だと【5-3-4-4】複勝率75.0%、複勝回収率226%と素晴らしい成績を残している。そのため、狙いは素直に「前走も前目で競馬をしていた馬」でOK。前走4角3番手以内なら【2-2-2-4】複勝率60.0%、複勝回収率239%だ。
■鷲頭虎太
・巧者率:13.2%-3.3%=9.9%
ずば抜けた巧者率を誇る期待の若手騎手。狙い目は短距離の外枠だ。芝1200mで【6-2-1-28】複勝率24.3%、複勝回収率81%を誇り、5枠より外なら【2-2-1-10】複勝率33.3%、複勝回収率152%の好成績となる。
■丹内祐次
・巧者率:6.2%-8.0%=-1.8%
近年は「北海道のルメール」と呼ばれるなど、夏の北海道開催での活躍が目立つ。それに加えて函館は地元でもあり、大きな注目を集めるところだが、巧者率はマイナスとなった。
とはいえ、函館芝の全体成績は【22-45-40-246】複勝率30.3%と、勝ち切れないところが目立つだけで信頼度は高い。2、3着固定で狙うのがおすすめだ。
アドマイヤマーズ産駒の巧者率は驚異の25%超

■アドマイヤマーズ
・巧者率:38.5%-13.4%=25.1%
函館芝は【5-0-1-7】複勝率46.2%、複勝回収率142%と大得意。特に1200mでは【4-0-1-5】複勝率50.0%、複勝回収率174%で狙い目だ。
■キズナ
・巧者率:15.6%-10.8%=4.8%
こちらは勝率15.6%、単勝回収率158%とアタマの妙味あり。距離は長い方が歓迎で、1800m以上で【18-9-11-65】勝率17.5%、単勝回収率194%となっている。なかでも2600mでは【5-1-1-8】勝率33.3%、単勝回収率208%と秀逸。見かけたら積極的に狙っていきたい。
■スワーヴリチャード
・巧者率:20.7%-10.3%=10.4%
こちらも函館芝の全体勝率が20%超と優秀。中距離で活躍した父とは対照的に、産駒の活躍は1200m【4-2-3-8】複勝率52.9%に集中している点は要注意だ。
舟山瑠泉騎手の複勝率70%超条件

■舟山瑠泉
・巧者率:17.2%-5.5%=11.7%
函館ダートで勝率17.2%を誇る若手注目株。実績は逃げ・先行時に集中しており、前走4角3番手以内の馬に騎乗した際は【3-1-1-2】複勝率71.4%、複勝回収率115%と素晴らしい成績だ。
■佐々木大輔
・巧者率:12.9%-7.7%=5.2%
全体成績も勝率12.9%、複勝率33.1%の好成績。特に1000mでは【8-3-6-29】勝率17.4%、複勝率37.0%と信頼度が高い。また、距離を問わず1枠なら【0-1-5-6】複勝率50.0%、複勝回収率162%を記録。勝利こそないが、プラス域をマークしており見逃せない。
■古川奈穂
・巧者率:12.0%-6.6%=5.4%
ダートは全体で複勝率31.3%、複勝回収率102%の買い条件。とくに1000mは【7-6-1-20】複勝率41.2%、複勝回収率125%で狙い目になる。逃げ・先行時の【8-8-1-12】勝率27.6%、複勝率58.6%が目立つが、差しも【1-5-1-20】複勝率25.9%で複勝回収率は195%と妙味抜群だ。
単回率200%超の激アツデータ

■モズアスコット
・巧者率:28.0%-11.0%=17.0%
全体成績も【7-4-0-14】勝率28.0%、複勝率44.0%と超優秀。なかでも外枠が狙い目で、5枠より外では【6-2-0-9】勝率35.3%、単勝回収率164%を叩き出している。
■ドレフォン
・巧者率:12.8%-10.5%=2.3%
こちらは単勝回収率140%、複勝回収率122%を誇り、函館ダートで見かけたら買い目に入れておいて損はない。とくに7枠以降なら【9-2-3-20】勝率26.5%、単勝回収率227%と激アツ。「外枠のドレフォン」を要チェックだ。
■マインドユアビスケッツ
・巧者率:15.4%-7.4%=8.0%
こちらも単勝回収率108%、複勝回収率109%と函館ダートはベタ買いプラス。数は少ないが、2400mは【1-2-0-1】勝率25.0%、複勝率75.0%で単勝回収率550%、複勝回収率277%と凄まじい成績になっている。また、馬体重500kg以上の大型馬が【3-5-0-4】複勝率66.7%、複勝回収率198%と超優秀。こちらも押さえておきたいポイントだ。

《ライタープロフィール》
東大ホースメンクラブ
約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。
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