【菊花賞】セントライト記念組は“皐月5着内”が勝利のカギ 逆転候補はアスクエジンバラ

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トライアル組は着順以外にもツボ
25日に京都競馬場で開催される菊花賞(GⅠ・芝3000m)。今年は皐月賞、日本ダービーを制したロブチェンによる、20年コントレイル以来の三冠挑戦に大きな注目が集まる。果たして史上9頭目の三冠馬に輝けるのか。それともライバルたちが意地を見せるのか。
本稿では、過去10年の菊花賞出走馬のローテーションに着目し、好走馬の特徴を探る。なお、データには21、22年の阪神開催分を含む。

今年も出走馬の過半数を占める前走トライアル組が中心のメンバー構成。まず、セントライト記念組【3-3-2-32】から見ていく。着順では3着以内【2-2-2-16】複勝率27.3%に対し、4着以下【1-1-0-16】同11.1%で、前者の方が優勢ではあるが、本番での凡走も多く、決め手に欠ける。
そこで、別角度のデータを持ち出したい。それが皐月賞での実績だ。セントライト記念組のうち「皐月賞5着以内」だった馬は【3-1-2-5】複勝率54.5%で、菊花賞を勝った3頭はすべてここから出ている。
今年唯一の該当馬はアスクエジンバラ。前走は4着に敗れたが、3着とはクビ差に善戦していた。またサンプルは少ないながら、該当馬のうちセントライト記念で4着以下だった21年タイトルホルダー(13着→1着)、17年クリンチャー(9着→2着)の2頭はいずれも巻き返している点も追い風だ。
次に神戸新聞杯組は【4-3-3-51】。今年と同じ阪神開催に限ると、前走3着以内が【3-2-1-9】複勝率40.0%、4着以下は【0-0-1-20】。こちらはセントライト記念と比べ、着順がシビアと言える。前者にはロブチェン、シートゥサミットが該当する。
一方、中京開催を含めて前走上がり3F順位での成績を見ると、上がり1、2位が【4-3-1-6】複勝率57.1%、対して同3位が【0-0-2-9】、同4位以下は【0-0-0-36】。神戸新聞杯組の連対馬はすべて上がり2位以内の馬に限られている。前述の2頭がいずれも上がり4位以下という事実は悩ましい。
このデータには、上がり2位だったエムズビギンが該当。5着に敗れたが、勝ち馬とは0秒1差、3着とはタイム差なしと内容は悪くなく、面白い存在と言えそうだ。
条件戦組には共通の好走パターン
最後は前走で2、3勝クラスを勝った馬【1-2-4-33】に焦点を当てる。この組からは23年勝ち馬のドゥレッツァをはじめ好走馬が7頭も出ており侮れない。そしてこの7頭には3つの共通点があった。
1.中4〜8週
2.前走2200m
3.ノーザンファーム生産
この3条件すべてに当てはまった馬は【1-2-4-3】複勝率70.0%、複勝回収率346%と抜群の成績をマークしている。
ただ、惜しいことに今年は完全合致馬が不在。この夏に1、2勝クラスを連続で圧勝し、長距離戦では底を見せていないダノンヒストリー(3のみ該当)は、このデータを覆せるか注目だ。
阪神2000mの2勝クラス・能勢特別を勝って臨むマジョレルブルー(1のみ該当)は、管理する友道康夫厩舎に面白いデータがある。前走条件戦勝ち馬が【0-0-3-3】複勝率50.0%で、前記の好走7頭のうち3頭を占めているのだ。17年ポポカテペトル(13番人気)、18年ユーキャンスマイル(10番人気)、24年アドマイヤテラ(7番人気)と、いずれも人気薄が激走している点からも警戒はしておきたい。
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