【天皇賞(秋)】クロワデュノールに追い風、マスカレードボールに逆風 ローテで占う“2強対決”

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昨年覇者に立ちはだかる壁
1日に東京競馬場で行われる天皇賞(秋)。3歳馬たちの三冠最終戦が幕を閉じ、ここから古馬のビッグレースが続いていく。
今年もフルゲート割れとなったが、春古馬三冠皆勤で2勝・2着1回と実力を示したクロワデュノールと、昨年の覇者マスカレードボールが参戦を表明。昨年のジャパンカップ以来となる2頭の直接対決に大きな注目が集まる。
ほかにも、GⅠで4戦連続3着と安定感を見せているダノンデサイルに加え、GⅠ・3勝の実績を持つ牝馬の強豪レガレイラ、札幌記念を0秒4差で完勝したシェイクユアハートなど、今年も強力なメンバーが揃った。
ここでは過去10年の出走馬のローテーションにスポットを当てて、好走馬の特徴を探っていく。

ローテに着目するとなると、まず挙げなければならないのがマスカレードボール。昨年覇者に立ちはだかるのが、「前走海外組」の過去10年【0-0-0-7】という分厚く高い壁だ。
中身を見ても、2016年エイシンヒカリ(2番人気12着)をはじめ、2022年シャフリヤール(2番人気5着)、2023年ドウデュース(※ドバイターフ出走取消からの臨戦/2番人気7着)、2024年リバティアイランド(1番人気13着)など、上位人気馬も例外なく馬券外に沈んでいる。
ちなみに、範囲を1986年以降まで拡大しても【0-1-0-10】で、好走したのは2005年のゼンノロブロイ(1番人気2着)だけ。同馬は8月の英国・インターナショナルS(2着)からの臨戦だった。同じ英国のレース(キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス/7月25日)から臨むマスカレードボールは、マイナスデータを打ち破ることができるだろうか。
軸は宝塚記念組か札幌記念組
過去10年の前走レース別成績を見てみると、最も好走馬を輩出しているのが宝塚記念組【3-2-3-15】。3着以内馬なら【1-2-2-5】複勝率50.0%、2番人気以内馬なら【3-1-1-2】複勝率71.4%の好成績で、このどちらにも該当するクロワデュノールは信頼度が高い。
ダノンデサイルも着順の好データに加え、「宝塚記念で上がり最速」は【0-1-2-1】複勝率75.0%を誇る。東京コースは1600mの新馬戦こそ4着に敗れたものの、日本ダービーを快勝して昨年のジャパンCでも3着と好走した舞台であり、ここも無視はできない。
また、札幌記念組も【1-2-1-15】勝率5.3%、複勝率21.1%と宝塚記念組と比べるとやや見劣るものの、連対馬に限れば【1-2-1-4】勝率12.5%、複勝率50.0%と高い好走率を誇る。浮かび上がるのがシェイクユアハートとサクラファレルの2頭だ。
特にシェイクユアハートは「札幌記念で上がり最速」【1-0-1-0】複勝率100%にも該当。「同年金鯱賞で上がり最速勝ち」かつ「前走札幌記念上がり最速勝ち」からの臨戦といえば、2023年の3着馬プログノーシス(3番人気)と重なる。再現があっても不思議はない。
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